去る1月20日に『レーシングドライバーから学ぶ安全運転の極意 ~加害者にならないための安全運転術~』講座を実施

2018.02.08

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○日時:2018年1月20日(土)
○場所:伊勢丹会館5階 OTOMANA(オトマナ) 
○主催:伊勢丹 新宿
○参加者:約20名
○テーマ:加害者にならないための安全運転術

 “大人のための学びの場”として広く知られるOTOMANA(オトマナ)の企画として、幾多のトップカテゴリー・レースで活躍した自動車評論家/レーシングドライバーの太田哲也氏による『レーシングドライバーから学ぶ安全運転の極意 ~加害者にならないための安全運転術~』講座が行われました。

 太田氏といえば「安全運転を、楽しく学ぶ」をテーマに、一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としているスポーツドライビングスクールの校長としても有名で、「injured ZERO」プロジェクトの一環として開催されている当スクールでは、クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、座学と実践で安全運転と交通マナーを楽しく学んでいます。

 なお、当スクールの運営団体である株式会社スポーツドライビングジャパンは、国土交通省から事故防止対策支援推進事業(社内安全教育の実施に対する支援)及び安全運転推進事業の対象事業者として認定されています。当スクールの「レーシングドライバーによる運転者のヒューマンエラー事故防止コンサルティング」が認定されているのです。

 安全運転コンサルティング・メニューの基本となっているのは、交通事故を減らすためには、クルマを自動運転化したり、道路を改善したりしてアクティブセーフティおよびパッシブセーフティを高める方向性だけではなく、運転者である「人」の教育や意識改革といった要素も欠かすことができないという考え方です。その想いに基いて、運転技術、マナー、安全への意識を向上させることを目的としたスポーツドライビングスクールを開催しているわけです。
 
 今回の講座では、ドライバーの意識を変えることが何よりも大事で、被害者にも加害者にもならないことの重要性および加害者にならないための安全運転術について学ぶことができました。きっと、これからの運転に役立つ講座になったことでしょう。
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↑参加者の皆さんは真剣そのもの。熱心にメモを取られている姿が印象的でした。

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↑講座終了後、太田氏の著書『クラッシュ』へのサイン会も実施しました。

【参加者の声】

・先生の熱い気持ちが伝わりました。(50代 男性)

・普段、何気なく運転していましたが、今まで知らなかったことばかり教えていただいて、とてもタメになりました。次回運転するのが楽しみなほど、たくさんの知識を得ることができました。すぐにでも実践したいです。(30代 女性)

・ブレーキングの大切さと、自分を過信しないことの重要性を学ぶことができました。(40代 女性)

・加害者にならないため、というテーマが凄くよかったです。ともに道路を走っている他者をリスペクトすること、まずブレーキをかけること、事故は起こるものと心がけることが重要、といったことなどを学べました。(50代 女性)

・上手な運転=安全な運転、クルマが良くなる=ドライバーの安全に対する意識が下がる、相手をリスペクトすることが大切、といった講義内容が印象的でした。コーナリングは穏やかに始まって穏やかに終わるのが理想で、加速度の時間変化率をグラフにするとキレイなベルシェイプ(釣鐘型)になるという理論をすぐにでも実践したいと思います。(50代 男性)

・とにかくブレーキを踏むことと、シートの座り方が重要なのだと知りました。今後は、とにかく先を予測しながら運転したいと思います。(40代 男性)

・「まずブレーキ」、「危険予知能力を上げる」というセンテンスが印象的でした。「ヒヤリハット」した場合、今回はたまたま事故にならなかった、という意識をもって安全運転に努めたいです。(40代 男性)

・危険回避におけるブレーキの有効性や正しいドライビングポジションの重要性をやっと理解できました。また予測しながらカーブを曲がること、知識を得ることで、運転が上手になり、安全運転につながることを学べました。(年齢回答なし 女性)

・常に先を予測すること、運転は危ないと自覚すること、というレクチャーが印象的でした。今後は同乗者を酔わさない運転と、ステアリングの切り始めを早くして、じわっとロールするきっかけを作り、加速度の時間変化率をグラフにするとベルシェイプになるようなスムーズな運転を心がけます。(40代 男性)

・他者をリスペクトする話と、加速度の時間変化率をグラフにするとベルシェイプになるという話が印象的でした。(50代 男性)

・これからは、すべての動作においてベルシェイプを心がけたいと思います。(50代 男性)

・事故は、いつでも誰にでも身近なものであるという話が印象的でした。サーキットでのブレーキ練習などにも参加してみたいです。(50代 女性)